「自分に合うマットレスの選び方がわからない」とお悩みではありませんか。人生の3分の1を占めると言われる睡眠の質を向上させるためには、身体に合ったマットレスを選ぶことが不可欠です。しかし、インターネット上の情報や口コミだけでは、実際の硬さや寝心地を正確に把握することは困難です。
失敗を防ぐためには、実際にショールームや店舗へ足を運び、自分の体で「試し寝」をすることが重要になります。本記事では、ショールームでマットレスを試す手順や外せないチェックポイントを詳しく解説します。
ショールームへ行く前に、いくつか確認しておくべきことがあります。まずは、現在使用しているマットレスに対する不満点を整理しましょう。「腰が痛くなる」「寝返りが打ちにくい」といった具体的な悩みを明確にすることで、次に選ぶべきマットレスの基準が定まります。
あわせて、おおよその予算も決めておくと店舗でよりスムーズに案内を受けられます。また、事前に来店予約をしておくと安心です。
また、当日の服装も重要なポイントです。実際の睡眠環境に近い状態で試せるよう、体を締め付けないゆったりとした服装で来店するとよいでしょう。
ショールームに到着したら、まずはスタッフによるヒアリングからスタートします。事前に整理した現在の不満点や希望を共有することで、プロの視点からあなたに合ったマットレスをいくつか提案してくれます。
実際にマットレスを試す際は、可能であれば靴を脱いでベッドに上がってください。靴を履いたままでは、足元の沈み込みや全身のバランスを正しく確認できません。
また、最初は「まくらなし」の状態で寝てみるのがポイントです。マットレス単体の硬さや体へのフィット感を確認した上で、仰向けや横向きなど、普段よくする寝姿勢で試してみましょう。もし普段使っているまくらの高さが分かる場合は、スタッフに伝えて近い高さのまくらを借りると、より実際の睡眠環境に近い状態で試し寝ができます。
実際にマットレスの上に寝転んだ際に、感覚として何を確認すべきか、体感のポイントを解説します。
仰向けや横向きで寝転んだ際に、まずは寝た瞬間の「第一印象」を確認します。背中や腰に不自然な浮きがないか、逆に沈み込みすぎて違和感がないかを直感的にチェックしてください。
第一印象に問題がなければ、ショールームの利用ルールや状況に合わせて、しばらく同じ姿勢で寝てみましょう。短時間では分からないことも、ある程度の時間じっと寝てみることで、腰や肩への圧迫感や、徐々に蓄積する疲労感の有無をしっかりと確認できます。このとき、体に余計な力が入らずリラックスできているかどうかも大切なポイントです。
睡眠中の体への負担を軽減するためには、寝返りのしやすさも重要です。実際にゴロゴロと寝返りを打ってみて、軽い力でスムーズに動けるかを確認しましょう。体が深く沈み込みすぎて寝返りに力が必要な場合は、そのマットレスは体に合っていない可能性があります。
もし、2つのマットレスの硬さで迷った場合は、「少し硬め」を選ぶのが鉄則です。硬めのマットレスであれば、後から上にベッドパッドやトッパーを重ねて柔らかく調整することができますが、柔らかすぎるマットレスを後から硬くすることは難しいためです。
寝心地に納得できるマットレスが見つかったら、購入を決める前にスタッフへ確認しておくべきポイントがあります。
まずは「耐久性(耐用年数)」を確認し、どのくらいの期間良い状態を保てるのかを聞いておきましょう。また、長持ちさせるためのローテーション(頭と足の位置を定期的に入れ替えるなど)といった「メンテナンス方法」も聞いておくと安心です。
さらに、古いマットレスの引き取りサービスの有無や、将来処分する際の「廃棄方法」についても事前に確認しておけば、購入後のトラブルを未然に防ぐことができます。
マットレス選びにおいて、ただ何となく寝転がるだけでは、自分に合ったものを見つけることはできません。明確な目的意識を持ち、正しい手順でしっかりと試し寝を行うことこそが、後悔のないマットレス選びに直結します。
自分にぴったりの寝心地を見つけるためにも、本記事でご紹介したポイントを踏まえて、ぜひお住まいの地域のショールームを探し、実際に試し寝に行ってみましょう。実店舗で納得のいく商品に出会い、快適な睡眠を手に入れてください。